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ヨガと生活【色と身体の関係】Vol.2

前回に引き続き、色彩と人の身体の関係についてのお話です。

色彩をより意識して日常に取り入れるとどのような効果が現れるのでしょうか。

さらに具体的に見ていきましょう。

それぞれの色が持つ特徴

これからいくつかの色の特徴や、効果についてご紹介させて頂きます。
皆さんもその時の感情や心身の不調に合わせて、日常に上手に色を取り入れて見て下さいね。

※参考イナ・シガール著/身体が伝える秘密の言葉

金色

金色は豊かさを引き寄せ、神経系を活性化させ、覚醒を促します。
非常に力のある色で、あらゆる病気の癒しに手を貸してくれます。

また、知恵、深い洞察力、自信、内なる力、勇気、喜びを発見する手助けをしてくれます。

金色を身に纏うことで、明晰力、決断、霊的領域とのつながりを得ることができます。

さらに抑うつ、瘢痕、消化異常、過敏性腸症群、寄生虫、更年期障害、リウマチなどを抑制する効果が見られます。

但し、身に付けすぎると、身体を打ちのめし、圧倒してしまうことがあるため、注意が必要です。

銀色

銀色は平和と忍耐を表す色です。
神経の緊張を和らげ、静穏をもたらし、意識を拡大してくれるでしょう。

身体から病気やよどみを開放し、浄化を促してくれます。

銀色を身に纏うことで、明晰性、保護、基盤をもたらせてくれます。

さらに血液や細胞組織から有毒なものを洗い流し、腎臓の治療、ホルモン機能のバランスを整えることにも役立ちます。

但し、身に付けすぎると、停滞感や、無力感が生じたり、心ここにあらずな状態になることがあるため、注意が必要です。

黒は保護、力、静養を表す色です。
鍛錬、粘り強さ、敬意と関係しています。

また、新しい経験を迎える入り口として、強さや決意を図る色でもあります。

古きを取り払い、新しきを迎えられるために、多くの人が次のステージへ移行する際に、暗闇を経験します。

そんな状態の時に黒は古いものを解消して、手放すことを手伝ってくれる色でもあります。

但し、身に付けすぎると、身体が弱り、エネルギーが衰え、暗くて悲観的な気分が生じることがあります。

あなたが前進するのを邪魔して、八方塞がりの状態にとどめてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

黒と他の色を組み合わせると、自信を持って目標達成するのに役立つでしょう。

白は色の特徴を持ち、全身を癒します。
明晰力と理解を引き出し、困難に立ち向かう勇気を与え、視野を拡げてくれるでしょう。

また、選択、誠実さ、純粋さ、保護、反映の色で夢に向かっている人たちの力になります。

白系統の洋服などを身につけることで、精神力とビジョンを研ぎ澄まし、人間関係におけるネガティブな考え方や、負の感情を打ち消す力が発揮されます。
さらに保湿、皮膚疾患、冷却効果、回復効果もあるので、暑い季節には好まれます。

但し、身に付けすぎると、虚しさや疲労感を招くこともあるため、注意が必要です。

ターコイズ

ターコイズは感情や、直観と繋げてくれる色です。
自信を引き出し、コミュニケーション能力を高め、心を目覚めさせて、共感能力を呼び起こし、人生の目的を見つける手助けをしてくれます。

また、人間関係の問題を解決するときにも役立ち、重要な決断を下すときに明晰さを与えてくれるでしょう。

ターコイズ色を身に纏うことで、自滅的な思考や、感情を開放するのにも効果があり、平穏を見つける助けとなってくれます。
さらに身体面では、のどと胸部に関係する症状に働きかけ、熱、神経痛、皮膚疾患を緩和する効果が見られます。

但し、身に付けすぎると、冷やかさ、無関心、思いやりのなさを生み出すことがあるため、注意が必要です。

茶色

茶色は大地、休養、育むこと、安定を表す色です。
自然と触れ合い、自然の癒しとつながり、健全な境界線を引き、バランスの取れた考え方をする手助けをしてくれます。

また、実用性、根気、精神的な安定、安全性をもたらします。

茶色を身に纏うことで、常識的な判断を促し、豊かさ、信頼性、滋養、回復力を与えてくれるでしょう。
さらに身体面への作用としては、腸を浄化して、再生力を与える働きがあります。

但し、身に付けすぎると、退屈感や、変化、変容への恐れが生じたり、感情表現を躊躇してしまうことがあるため、注意が必要です。

灰色

灰色は身体の状態を学んでいる方には便利な色です。
他者の精神的、感情的、肉体的な状態に関する情報を得るのに役立つ色でもあります。

また、灰色の服を身に付けることで、あなたが絶望的だと感じている困難な状況に対応できるように、新たな別の視点を与えてくれます。

但し、身に付けすぎると、落ち着きが無くなり、疲労感や虚しさを招くことがあるため、注意が必要です。

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